昨年のラグビーワールドカップや毎夏各地で開催される音楽イベントの盛況にみられるように、ライブの魅力を持つイベントは注目されており、従来の企業マーケティング活動にとどまらず、自治体の地域活性化、インバウンド対策、顧客とのエンゲージメント施策など、様々な目的に活用されるようになってまいりました。また、その手法も展示会、博覧会から、コンベンション、フェスティバル等々へと拡張し、先端クリエーターのイベント業界への参入によって演出面も大幅に進化し、若年層からの注目も集まるまでに至っております。

イベントは「人が集まる」という特性上、感染リスクが生じてしまいますが、私たちはイベントに対する皆さまの期待にお応えするために、イベントへの来場者や関係者の安全・安心を最優先に考えて、イベントの持つ本質＝リアルを追求していかなければならないと考えております。

本ガイドラインは、政府や各自治体が感染状況に応じて定める規制とWithコロナ時代の新しい生活様式のなかで、イベント開催における感染リスクを最小限にすることを目標に作成いたしました。ただし、本ガイドラインが絶対の安全を保証するものでないことをご理解ください。

本ガイドラインの策定に当たっては、当協会会員各社の協力を仰ぎ、的確かつ貴重なアドバイスを頂戴しました。なお、今後の感染状況によって、政府の方針や各都道府県の基準が更新される場合は、適宜内容を改訂のうえ、当協会ホームページ上に掲載することといたします。

一般社団法人 日本イベント産業振興協会

・新型コロナウイルス感染予防対策 基本方針･ガイドライン（2020.09.19）
（追記）2021年1月7日、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長から出された「緊急事態宣言に伴う催物の開催制限、施設の使用制限等に係る留意事項等について」を踏まえ、2021 年 1月15 日に一部改定を行いました。

・新型コロナウイルス感染予防対策 基本方針･ガイドライン（2021.01.15改訂）