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●JACEが出展者として参加
7月5日(水)~8日(日)の四日間、東京ビッグサイトにおいて第14回東京国際ブックフェア2007」が開催された。JACEはこのイベントに出展者としてブースを設置して参加した。ブースはイベントに関する専門書籍を出版する出版社と共同ブースの形で運営した。共同出展者は、(株)ピーオーピー、日本実務出版(株)、(株)インタークロスコミュニケーションズの3出版社。
●「東京国際ブックフェア2007」とは
今回、14回目を迎える東京国際ブックフェアは、世界30カ国より770社が一堂に出展する日本最大のブックフェア。毎年、全国各地の書店、図書館・学校関係者、さらには海外出版社や一般読者が多数来場。会場では、書籍の実物を見ながらその場で書籍の受発注、著作権取引などの商談が活発に行われる。また、一般読者に対しても7日(土)、8日(日)の一般公開日にはあらゆるジャンルの本を割引価格で販売した。
さて、イベント初日の5日(木)には、秋篠宮殿下、秋篠宮妃殿下をはじめ主催団体の代表者、後援団体の代表者、海外大使館・団体関係者など40名によるテープカットが行われ、4日間の来場者の合計は昨年を上回る55,943名にのぼった。
(会場案内図)
会場には大人だけでなく、子供からお年寄りまで、また外国人も多数訪れ各ブースには特売品の値札をつけた本を物色する人達で場所によっては満員電車の車内のような活況を呈した。(会場の写真)
特に一般公開日である土曜日曜は、著名人によるセミナーやサイン会などもあり入り口には開場前から入場待ちをする長い人の列が見られた。
西1・2ホールの全部を埋め尽くした各ブースは、ジャンルごとにそれぞれ「自然科学書フェア」「編集制作プロダクションフェア」「人文・社会科学書フェア」「学習書・教育ソフトフェア」「デジタルパブリッシングフェア」「児童書フェア」等にコーナーを設けて区別されていた。それ以外の書籍は一般書として特にカテゴリーを設定せずに、広い空間を与えられており、JACEのブースは一般書のカテゴリーとして出展した。
●「JACE出展の意図」
今回JACEが出展した意図は、イベント関連書籍の宣伝、イベント大賞の宣伝、イベント資格試験等の宣伝などJACEが行っている主な事業活動の広報宣伝という目的による。
出展するに当たって検討したのは、このブックフェアが宣伝の場として適しているかどうかという点である。それを判断するうえで注目したのが、昨年度の来場者実績の業種別データであるが、それによると昨年会場には全国各地の書店、図書館・学校関係者、さらには海外出版社や一般読者が多数来場したということである。
ふだんこうしたターゲットに接する機会が少ないため、このデータどおりに図書館、学校関係者が多数来場するのであれば宣伝のフィールドとしてはこの上なく適していると考えて出展を決定した。
●「イベント当日の様子」
イベント当日の会場は非常に混雑しており、主催者の発表によれば過去最高の来場者数を数えた。漫画や児童書コーナーなど人気のあるブースは身動きできないぐらいのところも多かった。また会場奥に設置された洋書のバーゲンコーナーなどは破格の値段設定ということもあり期間中を通して多くの人で賑わった。
JACEのブースは一般の人にはなじみの薄い種類の専門書ということではあるが、イベントというキーワードに興味を覚えた一般の方が足を止めて説明を求めたり、わざわざここを目当てに足を運んでくれたイベント業界の人達が訪れたりしたため、JACEのブースはイベントに関する情報交換の場としては非常に密度の濃い空間となった。
●出展の結果と今後の課題
このフェアを通じて、少しでも多くの人にイベント専門書籍、イベントに関するJACEの諸活動を知ってもらえたことは間違いない。
こうした機会がなければ知ることのないイベント業界の知識を一般の方々が、ブースに所狭しと貼られたポスターや彩りも美しく並べられた専門書の数々を目にして多少なりとも興味を持ってもらえたとしたら、このブックフェアへの出展はある程度成功したといえるのではないだろうか。
また今後の課題として、この機会にイベントに関する専門書籍やJACEの諸活動について興味を覚えてもらえた方々に対して、さらにもう一歩踏み込んだ形での参加型プログラムを提案できないかということである。
イベント専門書のパンフレットを見て、ちょっと面白そうだから購入しようとか、将来的に仕事に役立ちそうだからイベント検定を受検してみようかとか、自分が参加したイベントや郷里で実施されたユニークなイベントをこの機会にぜひ日本イベント大賞に応募してみようとかといった具体的なアクションへ結びつけるための仕組みづくりをすることが今後の課題であろう。